Playing with a POWER METER.

Riz(雌猫。2歳児)との日々を綴ります。ときどき自転車もね。

2017-05

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ペダリング論by“TK”

◆先週2月19日、スペシャライズドコンセプトストアで開催されたTK先生によるスキルアップ講座に参加してきました。お題は”ペダリング論”。

◆情報は人を介すると、ともすると湾曲することがあるのであくまで僕の解釈と理解ください。以下は個人的な備忘録です。


(TK先生、レポート提出遅れてごめんなさい)


ここから*********************

・ペダリングは(あたりまえだけど)クランクの円運動です。でも人の体はこの円運動に決して適してはいない。人間の自然な行為は重力に逆らわず脚を降ろすことにあるので、この行為を円運動に変換しているのがペダリングです。
・このシステムはレシプロエンジンに良く似ています。
主な動力源となるのは膝を持ち上げて下ろす筋肉郡(大腿四頭筋、大臀筋、直腰筋、ハムストリングなど)で、膝下はコンロッドのようなものです。
(余談として)自転車には足首を積極的に動力源とする動きはないから膝下に筋力は要らないと考えます。必要なのは力を伝える役割だけなのでブレードでもよい。筋グリコーゲンを消費しない分だけそのほうがいいかもしれませんね。
レシプロエンジン

**以下筆者追記**
この例えには目からウロコ。なんだかストンと理解が出来た気がします。
エネルギー源としての酸素=はそのまま同じ酸素
ガソリン=グリコーゲン
混合気=血液
給排気弁=肺と鼻口
ECUやデストリビュータ=(CGMでいう)大脳皮質
ボア=筋量
ストローク=骨格
カムプロファイル、バルブ径、給排気量=最大有酸素運動能力そのもの
ピストン、クランク、コンロッドとつなぐベアリング=関節
フライホール=車輪+クランク+チェーンの慣性モーメントを発生するもの一式
などなど。共通点を上げるとたくさんある。
もっというなら180度位相のずれた二気筒エンジンでしょうか。二気筒(右脚左脚)のバランスが悪いとどんなに出力が高くてもももう一方のシリンダーからみると負荷になってしまう。
**筆者追記ここまで**

・エンジンの例からもわかるよに、ペダリングで最も難しいのは効率を上げることです。回転運動に適していない人の動きで、回転に力を加える方向(踏む側?)よりも、回転の妨げになる方向に力を加えている場合が多々あります。より「踏む」よりもこちらの無駄な力を排除することが重要。
・(中野浩一氏のペダリングベクトル図を例にして)世界スプリント10連覇の中野さんでさえ、僅かながら回転方向に対して外れた方向に力が掛かっている部分があるのがわかります。

・一部の雑誌、情報等では「引き足」という言葉を代表とする脚を上げることに拘る風潮がありますが、ペダリングでパワーを発生するのはあくまで踏み側です。引き足側を海外では「リカバリーフェイズ」と呼ぶくらいです。
ペダリング時の筋肉の動き

・上の図を右側に90度傾けてください。水泳(クロール)の腕の動きと同じに見えないでしょうか。クロールのときに腕が水面から出ているとき力を入れているでしょうか。
・ペダリングの効率を上げるにはこのリカバリーフェイズが重要です。
・ペダリングに必要なのはスキルです。スキルとはどのような場合でもできるのがスキルであってローラーなら120回転できるとか平地はいいけど登坂は崩れるとかであってはならない。脚が自然と円運動を描けるように負荷の軽いローラー台などで繰り返し練習しましょう。片足ペダリングも効果的です。その他、SFR(高負荷を40回転ぐらいで廻すトレーニング)も効果的だと思います。
片足ペダリングやSFRのように少し非効率的なことがトレーニングには有用です。実戦は効率的に、練習は非効率的に。ここから先は次回のトレーニング論で詳しく!

・自転車の推進力になるのは有酸素運動能力と筋力によって発せらるパワーです。パワーとはトルク(踏む力)×回転数(ケイダンス)です。しかしここでいうパワーはエンジンでいうところの“グロスパワー”であってこのパワーを生かすのがペダリングスキルです。
・さらに自転車が前に進むことを考えると「重量」「空気抵抗」「路面抵抗」などの抵抗があります。すなわち「速度=パワー×スキル-抵抗」と表現できます。重量など一部の抵抗は時にお金で多少解決できる場合もありますね(笑)

(以下Q&Aコーナーにて)
Q.「MTBやヒルクライムでもペダリングスキルは同じでしょうか?」
TK「基本は同じです。ヒルクライムの場合は勾配に応じて重心位置が変る、などの変化は当然あると思いますが。MTBに関しては、基本のペダリングスキルにプラスしてバイクと路面のコンタクトを制御するトラクションコントロールの技術がさらに要求されます。」

Q.「ずばり、ペダリングスキル向上で必要なのもはなんでしょうか?“カカトを下げない”、“膝を高く上げる”、“靴底の泥を落とすように”、などの意識は重要でしょうか?」
TK「まずは何よりも正しく力が伝わる位置関係です。どんなに意識しても位置関係が間違っているとムリしているだけの状態にしかなりません。たいていの人はこの位置関係(ポジション?)が間違っていることが多いです。
また一部雑誌等では“骨盤を立てる”とか“○○で踏む”とか表現しますが、あれは最大公約数的な一般論であって全てが誰にでも適用するとは考えないほうがいいと思います。既に正しいフォームで乗っている人がより骨盤を立てようとすればえびぞりになってしまうだけです。大切なのは個人個人のレベルや状態に則したスキルアップ。氾濫する情報に惑わされないようにしましょう。」

ここまで*******************************

※思い違いや記憶違い、解釈の間違いなどありましたら、どうぞ気軽に指摘ください。


***

以下同席した隣人Sさんによる補足を追記。
コチラのほうがよっぽど要点がまとまっています。
(Sさんありがとう!)

ここから*******************************

「引き足について」
「両足がんばる」人がいるのは、「引き足」に対する誤解の結果。
日本語では「引き足」という言葉にされてしまうけれど、6時から12時までの脚の動きは英語では「リカバリー・フェイズ」という。つまり、そんなに引く必要がない。「踏んでいるほうの足をじゃましない」程度の動きでちょうどいい。

「ひざの位置」
ひざを痛める人、うまくまわせない人はひざの位置がぶれていることが多い。フォームを探す初めの一歩として「ひざがぶれないようにする」ということは重要。

「あしがつるのはなぜか」
1:とても速い人
2:脚をこねる癖がある人
たいていの場合、2

「フレームがたわむ」
フレームはたわむようにできていません。たわむのは、変な力をかけたとき。「フレームがたわむ」と感じたら、無駄な力をかけている証拠。

「固定か三本か」
自分は固定派。なぜなら、3本は意外に機材依存だから。タイヤのおかげ、フレームのおかげ。ホビーレーサーなら、課題に取り組める固定のほうがよい。

ここまで*******************************

コメント

素直に、勉強になるなぁ。(゜o゜)

JIROさんこんにちは。

>素直に、勉強になるなぁ。
でしょでしょー?
でも実戦できるかどうかは別問題なんですよねー。悲しいことに。

はーい隣の人です(笑)

補足です。
「引き足について」
「両足がんばる」人がいるのは、「引き足」に対する誤解の結果。
日本語では「引き足」という言葉にされてしまうけれど、6時から12時までの脚の動きは英語では「リカバリー・フェイズ」という。つまり、そんなに引く必要がない。「踏んでいるほうの足をじゃましない」程度の動きでちょうどいい。

「ひざの位置」
ひざを痛める人、うまくまわせない人はひざの位置がぶれていることが多い。フォームを探す初めの一歩として「ひざがぶれないようにする」ということは重要。

「あしがつるのはなぜか」
1:とても速い人
2:脚をこねる癖がある人
たいていの場合、2

「フレームがたわむ」
フレームはたわむようにできていません。たわむのは、変な力をかけたとき。「フレームがたわむ」と感じたら、無駄な力をかけている証拠。

「固定か三本か」
自分は固定派。なぜなら、3本は意外に機材依存だから。タイヤのおかげ、フレームのおかげ。ホビーレーサーなら、課題に取り組める固定のほうがよい。

楽しかったです!

親愛なる隣人Sさんこんにちはー。
ナイスフォローありがとう!重要かつポイントになる部分ばっかりです。ってか僕の記憶が重要なポイントが欠落しまくってます。

「足が攣る」「膝の痛み」「フレームのたわみを感じる」
これら三点は特にペダリングの問題点を顕著に表すサイン、ということでしたよね。
イチバン重要だったかも(汗汗




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プロフィール

安価白

Author:安価白
安価白(アンカホワイト)

輪工房teamAPEX
Squadra Crsa Aprico
坂とれ会所属。


坂が好きです。
(速くはないけど)


@CaffeBarApricoのなかのひとです。

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