Playing with a POWER METER.

Riz(雌猫。2歳児)との日々を綴ります。ときどき自転車もね。

2017-04

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女房とタイヤは古いほうがいい?

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2月26日(火)のワークアウト

自宅三本ローラー

Entire workout (全体)
Tim:1:01:25
Pw:169W(nom.)/163W(ave.)
HR:128bpm(ave.)
Cad:106rpm(ave.)
Spd:45.2km/h(ave.)
TSS: 60.2 (IF0.767)


weight: 57.3kg(?)/7.1%(??)


************************

夜、時間が出来たので土曜日のホイールテストの続きを実施。
今回の趣旨はあまりに悪いデータだったサンプルAの汚名返上してあげること。
同じような重量、価格帯なのにホイールだけでそこまで差がつくとは考えづらい。
ならば犯人はタイヤか?とにらんでタイヤを交換して再度実施した。


テストは下記に示す検体について同一条件でそれぞれ行い、一定速度45km/hを5分保持した場合の出力値を測定比較する方法とした。




1)検体概要

ホイールA(New)
・A社普及価格帯アルミクリンチャーホイール
・前後セット実測重量:1915g
・ハブ:シールデットベアリング型※3/7訂正
・リム:ハイト24mmセミエアロ形状
・スポーク:F20本R24本2mmノンバテットストレート 
・状態:走行200km未満(ほぼ新品)

ホイールB(USED)
・B社普及価格帯アルミクリンチャーホイール
・前後セット実測重量:1841g
・ハブ:シールデットベアリング型
・リム:ハイト18mmカマボコ形状
・スポーク:F24本R28本2mmノンバテットストレート
・状態:推定走行距離2万km約3年使用(製品としては既に廃盤)


タイヤa(New)
・a社ハイエンドクリンチャー
・サイズ:700C-23C
・実測重量:205g/本
・状態:走行200km未満(ほぼ新品)
・特徴:トレッドはスリック、ケーシングはしっかりしてるタイプ

タイヤb(USED)
・b社ハイエンドクリンチャー
・サイズ:700C-23C
・実測重量:200g/本
・状態:走行5000km以上(1年以上使用)サイドにヒビ割れ&センタートレッドがまっ平ら
・特徴:トレッドはスリック、ケーシングはペラペラなタイプ



2)テスト方法

・ギア比は50T-15T固定、ケイデンス基準108
 (ペーサーとしてテンポ108の曲を聴きながら行った)
 
・15分ウォームアップ(ファストペダリング)後、1分もがいて5分レスト、その後測定。

・チューブは全て同一銘柄の軽量ブチルチューブ。実測重量65g

・空気圧は全て7.5kgf/m2で統一

・ミノウラ製三本ローラー「FKアクションマグローラー」無負荷
 (MKクンずっと借りっぱなしでゴメン)

・その他Bike、ギア、室内環境は全て同じ

・SRMのZEROオフセットは都度確認

・実施日と室温;
 テスト1と4:2月23日(土)室内温度8℃
 テスト2  :2月25日(月)室内温度12℃
 テスト3  :2月26日(火)室内温度13℃

・テスト終了時にローラーを触っても冷たかったので、ローラー本体の負荷はあまり変化していないと考え無視した。

・三本ローラーの場合、前輪がベルトで繋がれた後輪部によって強制的に回転させられるからステアリング操舵角が負荷になると予想される。
ライディングポジションはなるべく後輪荷重を心がけ、ハンドルバートップに指三本乗せている状態でテストを行った。




3)テスト結果


テスト1 : ホイールA+タイヤa

  Pw170W HR135bpm Spd45km/h Cad108rpm
R7_GP4_2.jpg




テスト2 : ホイールA+タイヤb

  Pw159W HR124bpm Spd45km/h Cad108rpm
R7_P2R.jpg




テスト3 : ホイールB+タイヤa

 Pw159W HR130bpm Spd44.8km/h Cad108rpm
COS_GP4.jpg




テスト4 : ホイールB+タイヤb

 Pw141W HR126bpm Spd45.4km/h Cad109rpm
COS_P2R.jpg




※注
全般的にペーシングが上手くないのはリズム感不足です(汗)許してください。
データ的にはnom出力とave出力が一致してるので許容範囲だと思われ。。。






4)考察


・ホイールBはホイールAに比較して7%から11%程度転がり抵抗が少ない

・タイヤbはタイヤaに比較して7%から11%程度転がり抵抗が少ない

・どちらもその差は11W(7%)と18W(11%)
 転がり抵抗は一定のはずだからテストデータの信頼性が低いのか?

・テスト1(A-aの組合せ)とテスト4(B-b)の組合せで、最大17%29Wもの差が乗じた。
 30Wの差っていったらそりゃもう!
 ちなみに141W時の心拍は126bpm(68%)でしかなくウォーミングアップのレベル。
 かたや170WといえばすでにTEMPOレベルで、十分にトレーニングゾーンです。

・ホイールに関して;
 ホイールAはエアロ形状のリム、本数の少ないスポーク、回転のいいハブ、と一般論では圧倒的に成績がよさそうなもの。
 一方、昔ながらのカマボコリムと本数の多いスポークのホイールB。
 が、実際にはこれほどの差が・・・。

・タイヤに関して;
 タイヤaは車でいうスチールラジアルのようにケーシングがしっかりしていて、いかにもたわまなそう。
 タイヤの転がり抵抗の多くは内部変形量(ヒステリシス損)といわれているので、予想としてはタイヤaのほうが転がりそうなものである。
 が、実際には・・・。

・ストップ&ゴーがない上記のような定速テストの場合、真円度とホイールバランス(動荷重)が一番重要と思われる。
 ホイールBは半年もすると振れがでてしまう状態なので何度かショップで振れ取りしてもらっているからこのメンテナンスによる効果があるいは。。。

・タイヤbはトレッドがまっ平らなほど。ということは真円度も高いのか?

・レース直前に気合入れて新品タイヤを嵌める場合が多い。
 が、実は案外マイナス要素だったりして。。

・今後は古くなったタイヤaと、十分に走りこんだ後メンテナンスを行ったホイールAでの再テストが必要と思われる。






コメント

じゃあウチの女房は駄目だ・・・
新しいから(笑)

ゴジさん>

ウチのカミサマは14年モノだからOK?
って古酒じゃねぇってw

よく聞く話で、ベルギーの選手は倉庫で寝かしておいたタイヤを、ここ1番では使うと聞いたことが・・・
BDVはよくやっていたとか・・・

Toshiさん>

へぇー×18v-222
やっぱり何かあるんでしょうかね?
ちょっと想像したのはゴムから油分が抜けて硬化する、ということ。それなら転がり抵抗が小さくなる理屈がわかります。雨の日は怖いけど。

僕も5年後の乗鞍入賞に向けて今からタイヤストックしとうこうかしらw

ホイールBの勝ち

物凄く、惹かれるテストですね。
運動エネルギーは、直線系だと、

E=1/2*m*v^2

ホイール等の回転系だと、

T=1/2*I*ω^2

ホイールを回す運動エネルギーは、
慣性モーメント*速度の2乗に比例する。
スピードを出せば出すほど、
ホイールの慣性モーメントが重要にv-237

慣性モーメント=I=m*r^2

m:質量
r:回転体の重心位置

ホイールで言うなれば、リムが軽いと
重心位置は中心に近づき、慣性モーメントは小さくなり、
ホイールを回す為の運動エネルギーも小さくなる。

同じ値段、重量だったら、
慣性モーメントの小さいホイールが欲しくなる。

ここだけの話し、バイクラには、慣性モーメント好きが居るようで、
ロードホイール特集には、慣性モーメントが載っているのでした。

リムの軽そうなホイールBの方が慣性モーメントが小さいと思われます。

さすが!

は本職の視点。
慣性モーメントの世界になると廻り始めの物理と回転中の物理を分けて考える必要がありますね。

走行中の慣性モーメント(フライホイール効果)は無視できない要素ではある、けれどそれよりも約70kgという質量が30kphもの速度で移動している直線系運動エネルギーの中で考えれば微々たる比率でしかないんじゃないか?
というのは僕の勝手な想像。

ホイールの慣性モーメントが重要になるのは廻り始めだけ。
よって同じ重量ならリムが軽いほうがいいに決まってる、
というわけでリムの軽量なホイールBに僕も一票。

つねに“廻り始めの物理”をしているヒルクライムも、当然ホイールBが有利になると思われます。


でも僕は色で決めちゃうけどねw

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プロフィール

安価白

Author:安価白
安価白(アンカホワイト)

輪工房teamAPEX
Squadra Crsa Aprico
坂とれ会所属。


坂が好きです。
(速くはないけど)


@CaffeBarApricoのなかのひとです。

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