Playing with a POWER METER.

Riz(雌猫。2歳児)との日々を綴ります。ときどき自転車もね。

2014-10

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PowerTap vs Power2max(type-s) vs QUARQ ELSA

PowerTap Pro+(以下PT)

Rim : AMBROSIO NEMESIS(TU)
spork : 32本組イタリアン(フリー側のみ2mmプレーン、半フリー側は2mm/15mmバデッド)
Tire : VELOFLEX Roubaix(25C)
特記事項: 2009年9月導入。主としてNeoPRIMATO用、且つ他PMとの校正基準用として運用。
推定5000km程度走行。ノントラブル!



Power2max type-s(以下P2MS)

クランク:Campagnolo
チェーンリング:導入時カンパ純正50/34T、現在はRIDEA楕円50/35T。
特記事項: 2014年8月導入。C59用。



QUARQ ELSA (以下ELSA)

クランク:SRAM?
BB:GXP
チェーンリング:アウターRIDEA楕円50T、インナー33T
特記事項: 故障したCinQo ROTOR の代替え機。 2014年9月導入。IDOL用(観賞用?)




『パワーメーターにとってイチバン大切な事』

・パワーメーターとして、何を第一に考えるか?と聞かれれば何はおいても「恒常性」と即答します。
ここでいう「恒常性」とは、
「いつ、どんなときでも、一定の測り方をしてくれること。」
です。

・音楽に例えるなら、「絶対音感」よりも「相対音感」がけっしてずれないこと。
恒常性さえ信頼に値するならば、絶対値「ゼロ」はなんらかの方法で校正できる。

・手元のパワーメーターに恒常性さえあれば、たとえその指し示すFTPがずれていようと、過去の自分・今の自分・未来の自分を比較する・予想する・鑑みる・といったトレーニングの指標になりうる。人と比べられなくても自分の変化はしっかり追うことができます。

・そういう理由もあって、新しいPMに手を出したときはその恒常性をテストします。



『許容する誤差は?』

・過去2007年頃から2009年頃にかけて、アホみたいに自転車乗ってパワーメーター相手に走ったけれど、それでも二割も三割もFTPが向上した、なんて夢物語はなかった。
当初235W(4.2倍)程度からスタートして、イチバンパフォーマンスが高かったであろう時期にやっと270W(4.7倍)かせいぜいでした。その差はたったの35W。12%程度です。

・つまり、PMが5%も6%も誤差を産んでいたらコツコツ積み上げてるパフォーマンスの差分なんて吹っ飛んでしまう。
そういう理由で、個人的にPMに求める許容誤差は3%未満(出来たら2%未満と言いたいところ)です。



『どうやって校正する?』

・既知の重さをクランクにかけてトルク測定値を見て、、という「スロープ校正」を行います。
が、
1)複数のPMを運用してるので、全部あわせたい。
2)PTはスロープ校正出来ない。
という2つの理由から、「PowerTapを基準に他のPMのスロープを合わせる」という技をずっとやっています。

・ただ、それだとPTがずれた場合に全部ずれることになるので、一年に一度、スロープ校正が出来る機種(SRM or QUARQ)のクランクでスロープ校正を行い、それとPTのデータを比較してPTの異常がないか?を確認しています。



『ゼロオフセットとスロープの違い』

・よく勘違いされているけれど、「校正(Calibration)」といってもゼロオフセット(別名ゼロイニング)とスロープ校正は根本的に違います。

ゼロオフセットはその名のとおり、静的ゼロの状態をメモリゼロにする、ということ。これはパワーメーターの機能というより、ヘッドユニット(GARMIN等サイクルコンピューター)との通信の最初の手順、と考えたほうがいい。
ゼロオフセットすると、PMからヘッドユニットに「この数値をゼロとしますよ」というハンドシェイクが行われる。
ヘッドユニットはその差分を示しているにすぎないわけ。つまりゼロオフセットは「バイアス」とも言い換えられます。

・対して、「スロープ」はその名の通り「傾き」です。
ゼロの位置が正しくても、PMが10Wから1000Wまで正しく変化しなければ意味がありません。
なので多くのPMは「傾き」に相当する乗数を内部に持っています。
(ただし、前述の通りPTやP2M等はスロープ調整が出来ません)



『PTとP2Mの比較データ』



moblog_72f3c051.jpg


・ちょっとびっくり。どういう理屈でこんなにPTと同じ値を吐き出すのか?
スロープ調整が出来ない、ということだったから、もしPTとの乖離が大きかったらどうしよう?と内心不安だったんですが、ホントにずっとこういう数値を安定して吐き出すなら安心です。

・さらに。チェーンリングをCampagnolo純正からRIDEA二重楕円に変えても、インナーで測っても安定して同じ数値、ってのが素晴らしい。チェーンリングの座りもあまり関係ないようで、チェンリング取付(ユーザーで行う)直後も、500km以上走ったあとでも傾向が代わらない。いったいどういう細工してるんだろう?

・もう一つの美点は、データの波がなく非常に安定していること。ANT+にありがちなデータ欠損や極端に大きな値を示すリップルもない。しかもマグネット無し(つまりモーションセンサーだけで?)ケイデンス検出してるのに。
もっとも、その値がホントに正しいか?と言われればわかりませんが。

・敢えて付け加えると、ちゃんと校正したSRMとPTは3~4%程度、PTの値が「低くなる」ことが過去の経験でわかっています。
(僕は全てのPMを揃えるために敢えてSRMもCinqoもPTに合わせていました)

なので、P2MがPTと同じ値を示すということは、SRM等からすると3~4%低い数値を示している可能性が高いのかもしれません。
(いずれにしても、僕のPTが「合ってれば」だけど。)




『PTとELSAの比較データ』



moblog_264ad579.jpg


・前作のCinqo Saturnには、いろんな意味で苦労させれたから今回の新作ELSAには期待してたんだけど^^;

・最初のローラー無負荷テストのときはチェンリングの座りも悪かったのかも?ゼロオフセット値が100前後から150くらいまで、ゼロイニングする度に結構変化していました。
なので、あくまで参考データ。

・二回目のローラー負荷テストのときは、ゼロオフセット値が297~300で安定していました。数値も納得な感じ。SRMvsPTでの実績通り、「PT比プラス4%」で収束しています。これならスロープ校正してやればOK!


・なんだけど、翌日の実走データがいただけない。
過去何十回何百回も走っているECRのペース走だから、体感強度からしてもPTの値がそんなに低いとは思えない。
にも関わらず、PT比10%近い値を出すのは???

・チェーンリングがやっぱりRIDEAじゃだめなんでしょうか?
いや、それならローラー負荷のときも同じようにズレないとオカシイしねえ?
むしろ、問題なのは10%違う値を出すこと、じゃなくて前日比で5%以上の乖離を生んでいること、なんですが。。。


・もう一つ気になるのは「データ落ち」が多いこと。PowerとCadenceだけがしょっちゅう欠落して、SPEEDデータは落ちてないのでGARMINの問題とは考えにくい。


ひょっとしたらこのELSAちゃんって。

ダメなコ?



「ありの~ままの~♪」君じゃ困るんだけど!





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プロフィール

安価白

Author:安価白
安価白(アンカホワイト)

輪工房teamAPEX
Squadra Crsa Aprico
坂とれ会所属。


坂が好きです。
(速くはないけど)


@CaffeBarApricoのなかのひとです。

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