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0328三本ローラー「PowerCal検証」
・自宅三本ローラー無負荷45分
Entire workout (147 watts):
Duration: 47:46
Work: 421 kJ
TSS: 29.8 (intensity factor 0.615)
Norm Power: 154
VI: 1.04
Pw:HR: 0.51%
Distance: 37.437 km
Min Max Avg
Power: 0 207 147 watts
Heart Rate: 83 132 119 bpm
Cadence: 11 113 103 rpm
Speed: 0 55.6 47.4 kph
****************************
体重:56.9kg/10.2%
安静心拍:40bpm
FTP:250W/ATL109.6/CTL94.3/TSB-27
機材:C59/w CINQO/w RIDEA + BORA1+Veloflex Arenberg +E-MOTION
****************************
・疲労感、じゃなくって「おなかがへってちからがでない~おねがいアンパンマーン」って感じで集中できず、だらだらとローラー45分。負荷も掛けられず回転錬(スキル錬)もできず、な中途半端なワークアウト。
・確かに体重は落とせたけど、体脂肪率(これもアテにはならないけど)が相対的に高くなってたり、この脱力感があったりと、なんだか逆効果のような?意味ないような?でも「Teamマイナス5%」活動中なんですもの!
***
・さて一昨日火曜日夜、某所開催のナイトクリテ“NNC”でPM三種類「PowerCal」「PowerTap」「CINQO」を同時に装着して実走テストしたのデータ比較。

まずは走行データ比較。
1.PowerTap Pro+ヘッドユニットCervo(通称たまごっち)

2.CINQO(ROTOR 3D /w RIDEA) +ヘッドユニットEDGE500

3.PowerCal+ヘッドユニットEDGE800

・NNC全体(およそ1時間)の平均出力の比較。
NNC全体|PowerTap|CINQO |PowerCal
平均出力 |206W|203W|180W(PT比87%)
平滑化出力|250W|251W|211W(PT比84%)
・平均出力は何よりも停止時間がクリティカルに影響します。ヘッドユニットの記録タイミングもあるしNNCはとかく信号停止が多かった。のでストップ&ゴーでの出力が飛び抜けてずれているPowerCalはこういうデータだとずれる傾向が強いのかも?よって連続走行していたであろう10分以下の平均出力に限って比較すると、
MMP|PowerTap|CINQO |PowerCal
5秒|557W|555W|431W(PT比77%)
10秒|503W|511W|403W(PT比80%)
20秒|467W|485W|377W(PT比80%)
30秒|462W|444W|364W(PT比78%)
1分|435W|419W|327W(PT比75%)
2分|310W|311W|250W(PT比85%)
5分|267W|269W|226W(PT比85%)
10分|246W|252W|209W(PT比85%)
それぞれのパワー分布(ワークアウト全体)
1.PowerTap Pro

2.CINQO(ROTOR 3D /w RIDEA)

3.PowerCal

***
※如何せんサンプル数が少なすぎるので「あくまでも参考」「ある一例」と前置きしたうえで。
・PTとCINQOはかなりの精度で同じ出力、また出力分布をしていることがわかる。に対してPowerCalのみは総じて15~20%ほど低い数値を示した。
・これって個人差?自分が低心拍(安静時40以下、AT133、最大185bpmくらい)だからでしょうか?でもだとしたらその個人の心拍レベルに応じたキャリブレーションがあって然るべきだけど、公的には(キャリブレーションもできるが)「あまり意味がない」としています。う~ん。。。
・ただしそのバイアス分(ゼロオフセットのようなもの?)があったとすれば、心拍からのみとは思えないほどによくその出力傾向を彈いいているなあ、というのが正直な感想です。
・USB-ANT+のドングルがあればキャリブレーションも出来るようなので、校正以降のデータ比較もしてみたいなあと。たぶんしないけど(^^;
PowerCalの製品ページ
インプレはこちらを。
・まだ使って間もないからあくまでファーストインプレッション、ですが。
「これはちょっと?と思った点」
1)ペアリングが頻繁に外れる。
コレはヘッドユニットのEDGE800の問題かもしれない。PMが心拍計である以上、Bike(ヘッドユニット)と離れる機会がありえるわけです。だからなお見失う。EDGE800に他のPMプロファイルがあるとそっちを勝手に掴んでしまうのでさらにタチがわるい。ANT+規格も万全じゃないです。
2)ケイデンスがずっと255になる。
コレもEDGE側の問題かも?でも800も500もダメだった。事実上ケイデンス計は使えなくなります。実走は別にかまわんけど、ローラーで回転錬したいときは困る。
3)出力表示がとにかく暴れる。
3秒平均で表示してても大きくばらつく。30秒平均で表示してなんとか、ってレベル。
よってメーターをチラ見しながら狙った出力レベルで走ろう、なんてヒルクライムのようなケースでは役に立たない。あくまで、記録用として、PCに取り込んだ後ならまあまあ使えるんだけど。。。
「まあアリなんじゃないか?と思う点」
1)PowerTap等、本来のPowerMeterの代替えには成り得ない。ただし(ワークアウトでの活用を主眼とした)心拍計に変わる一つの指針には十分になり得る。
例えば、5分インターバルや20分インターバルあたりまでなら、PTや本来のパワーメーターと比較せずに(←ココが重要!)PowerCalのみで自分のPBを把握し、それをワークアウト基準にすることは出来るかもしれない。
2)キャリブレーションまたは自分でソフトでバイアスをかけるなど工夫すれば、PM無しの自転車(例えば通勤車とかMTBとか)に乗ったときでも疲労度や活動量(TSSとKJ)を把握することができる。すなわち、より正確なATL/CTL/TSBが計算できる。
3)安い!心拍計を二個買ったと思えば惜しくない。
「これさえあれば!」っていうのはみじんもないんだけど、僕のようにPM中毒(パワーメーターがついてない自転車は乗りたくなくなってくるのよ!)な人には気休め程度だけどまあ悪くないんじゃないかと。
少なくとも僕はコレがあれば「MTBにまた乗ろうかな」って思えるようになりました。
紐SRM(PC-V)→PowerTap(Pro+)→SRM(PC-VI)→CINQO→PowerCal(←イマココ)
だから次はPower2maxとRotorPower、それからKeoPowerが欲しいなあー。いや欲しいだけなんですけど。
老後の夢は「PowerMeter博物館」を開くことなので!
Entire workout (147 watts):
Duration: 47:46
Work: 421 kJ
TSS: 29.8 (intensity factor 0.615)
Norm Power: 154
VI: 1.04
Pw:HR: 0.51%
Distance: 37.437 km
Min Max Avg
Power: 0 207 147 watts
Heart Rate: 83 132 119 bpm
Cadence: 11 113 103 rpm
Speed: 0 55.6 47.4 kph
****************************
体重:56.9kg/10.2%
安静心拍:40bpm
FTP:250W/ATL109.6/CTL94.3/TSB-27
機材:C59/w CINQO/w RIDEA + BORA1+Veloflex Arenberg +E-MOTION
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・疲労感、じゃなくって「おなかがへってちからがでない~おねがいアンパンマーン」って感じで集中できず、だらだらとローラー45分。負荷も掛けられず回転錬(スキル錬)もできず、な中途半端なワークアウト。
・確かに体重は落とせたけど、体脂肪率(これもアテにはならないけど)が相対的に高くなってたり、この脱力感があったりと、なんだか逆効果のような?意味ないような?でも「Teamマイナス5%」活動中なんですもの!
***
・さて一昨日火曜日夜、某所開催のナイトクリテ“NNC”でPM三種類「PowerCal」「PowerTap」「CINQO」を同時に装着して実走テストしたのデータ比較。

まずは走行データ比較。
1.PowerTap Pro+ヘッドユニットCervo(通称たまごっち)

2.CINQO(ROTOR 3D /w RIDEA) +ヘッドユニットEDGE500

3.PowerCal+ヘッドユニットEDGE800

・NNC全体(およそ1時間)の平均出力の比較。
NNC全体|PowerTap|CINQO |PowerCal
平均出力 |206W|203W|180W(PT比87%)
平滑化出力|250W|251W|211W(PT比84%)
・平均出力は何よりも停止時間がクリティカルに影響します。ヘッドユニットの記録タイミングもあるしNNCはとかく信号停止が多かった。のでストップ&ゴーでの出力が飛び抜けてずれているPowerCalはこういうデータだとずれる傾向が強いのかも?よって連続走行していたであろう10分以下の平均出力に限って比較すると、
MMP|PowerTap|CINQO |PowerCal
5秒|557W|555W|431W(PT比77%)
10秒|503W|511W|403W(PT比80%)
20秒|467W|485W|377W(PT比80%)
30秒|462W|444W|364W(PT比78%)
1分|435W|419W|327W(PT比75%)
2分|310W|311W|250W(PT比85%)
5分|267W|269W|226W(PT比85%)
10分|246W|252W|209W(PT比85%)
それぞれのパワー分布(ワークアウト全体)
1.PowerTap Pro

2.CINQO(ROTOR 3D /w RIDEA)

3.PowerCal

***
※如何せんサンプル数が少なすぎるので「あくまでも参考」「ある一例」と前置きしたうえで。
・PTとCINQOはかなりの精度で同じ出力、また出力分布をしていることがわかる。に対してPowerCalのみは総じて15~20%ほど低い数値を示した。
・これって個人差?自分が低心拍(安静時40以下、AT133、最大185bpmくらい)だからでしょうか?でもだとしたらその個人の心拍レベルに応じたキャリブレーションがあって然るべきだけど、公的には(キャリブレーションもできるが)「あまり意味がない」としています。う~ん。。。
・ただしそのバイアス分(ゼロオフセットのようなもの?)があったとすれば、心拍からのみとは思えないほどによくその出力傾向を彈いいているなあ、というのが正直な感想です。
・USB-ANT+のドングルがあればキャリブレーションも出来るようなので、校正以降のデータ比較もしてみたいなあと。たぶんしないけど(^^;
PowerCalの製品ページ
インプレはこちらを。
・まだ使って間もないからあくまでファーストインプレッション、ですが。
「これはちょっと?と思った点」
1)ペアリングが頻繁に外れる。
コレはヘッドユニットのEDGE800の問題かもしれない。PMが心拍計である以上、Bike(ヘッドユニット)と離れる機会がありえるわけです。だからなお見失う。EDGE800に他のPMプロファイルがあるとそっちを勝手に掴んでしまうのでさらにタチがわるい。ANT+規格も万全じゃないです。
2)ケイデンスがずっと255になる。
コレもEDGE側の問題かも?でも800も500もダメだった。事実上ケイデンス計は使えなくなります。実走は別にかまわんけど、ローラーで回転錬したいときは困る。
3)出力表示がとにかく暴れる。
3秒平均で表示してても大きくばらつく。30秒平均で表示してなんとか、ってレベル。
よってメーターをチラ見しながら狙った出力レベルで走ろう、なんてヒルクライムのようなケースでは役に立たない。あくまで、記録用として、PCに取り込んだ後ならまあまあ使えるんだけど。。。
「まあアリなんじゃないか?と思う点」
1)PowerTap等、本来のPowerMeterの代替えには成り得ない。ただし(ワークアウトでの活用を主眼とした)心拍計に変わる一つの指針には十分になり得る。
例えば、5分インターバルや20分インターバルあたりまでなら、PTや本来のパワーメーターと比較せずに(←ココが重要!)PowerCalのみで自分のPBを把握し、それをワークアウト基準にすることは出来るかもしれない。
2)キャリブレーションまたは自分でソフトでバイアスをかけるなど工夫すれば、PM無しの自転車(例えば通勤車とかMTBとか)に乗ったときでも疲労度や活動量(TSSとKJ)を把握することができる。すなわち、より正確なATL/CTL/TSBが計算できる。
3)安い!心拍計を二個買ったと思えば惜しくない。
「これさえあれば!」っていうのはみじんもないんだけど、僕のようにPM中毒(パワーメーターがついてない自転車は乗りたくなくなってくるのよ!)な人には気休め程度だけどまあ悪くないんじゃないかと。
少なくとも僕はコレがあれば「MTBにまた乗ろうかな」って思えるようになりました。
紐SRM(PC-V)→PowerTap(Pro+)→SRM(PC-VI)→CINQO→PowerCal(←イマココ)
だから次はPower2maxとRotorPower、それからKeoPowerが欲しいなあー。いや欲しいだけなんですけど。
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